

日本では、古くから農業が重要な産業であり、農業には多くの種類の農機具が使われてきました。
日本古来の農業では、手で耕する方法が主流でした。そのため、日本には古代から耕運車や草刈り機などの農機具が使われていました。また、日本の農業は水田や水耕栽培が多いため、水を汲む農機具や水田を耕す農機具が必要でした。
近代になると、農業生産が大幅に増加したことに伴い、農機具も進化しました。蒸気機関が発達したことで、蒸気トラクターや蒸気式草刈り機などが登場しました。また、現代では、ガスやディーゼルエンジンを搭載した農機具や、電気を利用した農機具が普及しています。
今日では、農業には様々な種類の農機具が使われており、農業生産を大幅に向上させる役割を果たしています。
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農機具には様々な種類がある
土壌を耕すための耕運車やトラクターや、畑や牧草地で草を刈るための草刈り機や除草機、種を播種するための播種機や植付機など、その種類は多岐にわたります。
主要な農機具を以下に紹介します。
耕運車
土壌を耕すための農機具で、土を掘り返す耕作機械を装備しています。耕運車は、自転車や三輪車などの小型車から、トラクターに接続される大型車まで、様々なタイプがあります。
トラクター
農作業で使用される大型自動車で、耕運車や播種機などを引っ張ることができます。トラクターには、ガスエンジンやディーゼルエンジンが搭載されており、蒸気トラクターや電気トラクターなどもあります。
草刈り機
畑や牧草地で草を刈るための農機具で、草を刈り取る刈払機を装備しています。草刈り機には、自走式のものや、トラクターに接続されるものなど、様々なタイプがあります。
除草機
畑や農地で雑草を取り除くための農機具で、雑草を根こそぎ取り除く機械を装備しています。除草機には、自走式のものや、トラクターに接続されるものなど、様々なタイプがあります。
播種機
種を播種するための農機具で、畑や農地に種を散布する機械を装備しています。播種機には、自走式のものや、トラクターに接続されるものなど、様々なタイプがあります。
植付機
苗木や農作物を植え付ける
2020年 農機具の種類別の生産台数
これらは、ほんの一部ですが、農機具の種類の例をあげるとこのようになります。農業には、その他にも、ハウスクリーニング用の農機具や、畑や農地を整地するための農機具などがあります。
2020年の日本国内での耕運車、トラクター、草刈り機、除草機、播種機、植付機の生産台数は以下の通りです。
■草刈り機:76,319台
■除草機:67,817台
■耕運車:58,994台
■トラクター:54,423台
■播種機:53,500台
■植付機:20,650台
日本国内でのメーカー別シェア率
日本における農機具のメーカーシェア率は、下記のとおりとなっています。
1位:ヤンマー 35.9%
2位:クボタ 26.3%
3位:IHI建機 12.3%
4位:安川電機 8.6%
5位:日立製作所 6.6%
6位:かながわ農機 2.0%
7位:その他 9.3%
ヤンマーは、高品質な製品と技術的な支援を提供することで農機具市場で長年強いシェアを維持してきました。また、ヤンマーが取り組むJack-of-all-Trades戦略によって、農業者が「1つの畑で1つのメーカー」からすべての農機具を買うことが可能になりました。
さらに、ユーザーニーズを表明している農民や農業協同組合にも徹底した唯一性価値提供を提供し続けているため、顧客満足度が高いこともありヤンマーの人気が持続しています。
一方で、クボタは日本の農機具における看板のメーカーとして長年認知されていることが、人気の理由です。
クボタは、創業以来90年以上もの間、農業マシンの最先端技術を用いた農機具製造を行ってきました。クボタ製品の高い品質と性能、信頼性、サービスの細かな心配りから、多くの農家がクボタ製品を信頼しています。
また、クボタは日本国内に50以上の工場を擁しており、自社の各国で抜群の地域密着型の分散生産体制を整えています。そのため、クボタ製品が当地のニーズに合わない場合でも、クボタは迅速に備え付けできます。
さらに、クボタは、他社が導入していない最新テクノロジーを天下りしています。クボタならではの独自技術、設計技術を市場に投入することで、革新的な農業機械を開発しています。このことに加えて、複数のプロダクトラインを取り扱っており、農家の生産性を向上させる製品を取り揃えています。
また、日本中の農家に配慮した環境への取り組みも行っており、農家のニーズに合わせた製品開発を実施してきました。
海外でのメーカー別シェア率はエリアで大きく異なる
海外でのメーカー別シェア率は、その地域によって大きく異なります。例えば、2017年の欧州市場では、Volkswagenが20.9%、Renaultが8.7%、Fordが7.7%、Peugeotが6.9%、Opelが5.8%を占めていました。
米国では、2018年にフォードが15.6%、チェロキーが13.5%、トヨタが13%、ニッサンが8.5%を占めていました。
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