トラクターや耕うん機、コンバイン等の農機具は、農業を営む方々にとって必要不可欠です。
農機具を処分しようとする場合、その方法は大きく分けて４つの選択肢があります。
1.農機具買取業者に出す
2.不要な農機具を回収・処分する業者に依頼する
3.農機具を自分で廃棄する。
4.農用品などに再利用可能なものを分解し、部品として売却する。
5.資源再利用利用の可能な農機具などを、再販店などで販売する。
上記について詳しく解説します。
参考：トラクターの査定の基準と寿命計算方法、相場や査定に関するQ&Aまで
目次
1.農機具買取業者に出す
農機具を買取業者に出すには、まずは良い状態の農機具であることが前提となります。
農機具によっては修理が必要なものもあるかもしれませんので、悪い状態だと金額が落ちてしまいます。
次に、買取の方法を決定しましょう。出張買取を活用するか、オンライン上での査定かです。
出張買取を活用した場合は、農機具を実物を見て取引できるので売却する側は安心ですが、実際に手に取る手間が必要なため、買取料金が安くなるかもしれません。
一方、オンライン上での査定なら簡単に行えますが、農機具の状態などを正確に伝える必要があります。
また、売却をしたい場合は、農機具のメンテナンスを行っておくと良いでしょう。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
トラクターの保管方法は？長期保管の環境とメンテナンス方法を紹介
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2.不要な農機具を回収・処分する業者に依頼する。
使わなくなった農機具などを安全に処分してくれる業者を探して、依頼します。
使用目的がなくなった木畑用機械や耕作機械など幅広い種類の農機具は、場合によって中古市場でも人気があるため、回収・処分する業者の対応内容によって価格が決まります。
ですが、一般的な依頼には、農機具の収集、分解作業、リサイクル処理のプロセスを行っています。また、特殊な機械なども扱う場合がありますので、事前に業者に詳細を伝えておきましょう。
3.農機具を自分で廃棄する。
農機具の破棄は、その農機具を分解して、一部を再利用・再生利用できる場合もありますが、大半の場合は破棄場所へ捨てることになります。
破棄場所へ捨てる場合は、農機具を正しく取り扱うことが重要です。特に放射性物質や有害物質が含まれている可能性がある場合などは、分解作業を行わず、専門の業者に依頼するなど正しい破棄方法を行う必要があります。
また、重油などを含む農機具を破棄場所へ捨てる場合は、環境保護上も十分な注意が必要です。安全な破棄方法について、当該し地域等で定められているルールに則って行う必要があります。
4.農用品などに再利用可能なものを分解し、部品として売却する。
農用品などを再利用可能なものとして分解する方法としては、まず物品を仕切りながら仕分けしていく必要があります。次に、部品をクリーニングして汚れや損傷を防ぐために保管します。
その後、部品をそれぞれ検査して、再利用可能かどうかを確認します。劣化している部品などは交換し、部品を清掃し修理して状態が改善された物を再度使えるようにします。
最後に、それらを各種業者に売却するようにします。売却先の業者の要望に応じて、使われる状態まで部品を調整することもありますが、その他には手入れなども含めて売却することができます。また、部品を分解して販売するだけでなく、ウェブサイトなどで販売もできます。
5.資源再利用利用の可能な農機具などを、再販店などで販売する。
再販店を通じて再利用可能な農機具を販売するためには、まず以下のようなステップが必要となります。
1.再利用可能な農機具を検査し、修理を行います。部品の欠損や汚れ、機能不全などがあれば、箇所を集中的に改修して修理を行います。
2.再利用可能な農機具を表面からきれいに洗浄します。洗浄の際は安全性を考慮し、可能な限りアルコールなどの強力な洗剤を使用せず、バイオを利用して検査を行います。
3.再利用可能な農機具を店頭に出して、オンラインショップなどを通じて販売します。
再販店を通じて再利用可能な農機具を販売するためには、農機具を探し出し、検査・修理・洗浄し、最後に表面からきれいに洗浄して販売する手順が必要です。
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